【2021/3/16】2020年度 卒業式・修了式

本日、3月16日(火)に「2020年度卒業式・修了式」が開催されました。薄曇りの中、スーツに身を包んだ人やきれいな袴姿の女子学生が、最後の登校をしていました。


卒業生・修了生は、総勢173名、5年間の皆勤賞は26名でした。


コロナ禍での開催、例年とは違い粛々と行われ、校歌は斉唱ではなく「斉聴」、卒業証書・修了証書の授与は、名前を読み上げず式典後の各コース内でと、何とも静かな卒業式・修了式でした。

しかし、コロナの終息がまだ見えないのに、開催していただけただけでも、教職員のみなさまには感謝です。


そして、3つの賞の授与が行われました。

①精励賞(学業成績、出欠状況、クラブや学友会活動での功績、学内外活動功績当を勘案し、5年各クラス担任及び副校長が推薦する者、対象は本科)

②さいわい賞(学業成績優秀者で専攻科長が推薦する者、対象は専攻科)

③校長顕彰(学業・研究活動、課外活動、ボランティア活動等で校長が表彰に値すると認めた者又は団体、対象は全学生)

みなさん、とても凛々しくカッコよかったです❤


東校長式辞は、毎回壇上から大変タメになるお話が聞けることで有名です。そして今回も校長先生の引き込まれるようなお話のあとに、学生さんたちが最後に大きく頷いていたところがすごく印象的でした。


来賓の祝辞は、やはりコロナに考慮し省略。

ですが、来賓の方々が卒業生・修了生に向ける温かい眼差しは、祝辞の言葉以上に祝ってくださっていたように思いました。


在校生の送辞は、学友会(生徒会のような組織)の学生さんでした。「私たちは先輩方が築き上げてきた府大高専の伝統を受け継ぎ、さらに発展させる覚悟です」という言葉に心動かされました。


卒業生の答辞では、5年前の入学当初を懐かしく振り返り、最後のこの1年はコロナ禍で大変だったこと、行事が何もなく寂しかったこと、でもそれを糧に「この一年のように、辛く苦しい日々が訪れることも今後の人生であるかもしれませんが、そのようなときは、今まで乗り越えてきた経験を思い出し、くじけずに物事に取り組んでいくつもりです」と力強く述べ、最後に、先生方と学校職員のみなさんへの心からの感謝と府大高専の未来への期待が述べられました。


そして修了生の謝辞は、2年間の濃密な専攻科生活を思いながら「専攻科で学んだ自身の強みを活かし、他者と協力して様々な社会の課題の対処に取り組んでいきたいと考えます」とさすがは最高学年生、とてもたのもしく、最後に先生方と家族へのお礼で締められていました。


式典閉会後、卒業生・修了生は担任の先生に引率され、私語もなく、堂々と退場していきました。


例年とは違い、縮小版の静かな卒業式でしたが、さて、各教室に帰って先生や級友とのお別れは感動ものだったのではないでしょうか(笑)?


とにかく、卒業生・修了生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!

社会に出ても、進学先でも、府大高専の名に恥じぬよう思いっきり羽ばたいてくださいね!


(文責:5年竹中・久本)



・・・・・・追伸・・・・・・


本科5年生・専攻科2年生の保護者のみなさま



本日はお子さまのご卒業、おめでとうございます。


先日、お子さまを通じてメールを送らせていただきました。(お子さまに保護者のみなさまへ転送をお願いしております)


今回、保護者の方々のご臨席が叶わなかったので、なんとかお子さまの晴れの姿を見ていただきたいと、本日の動画を作製し、限定公開する予定です。


【後日、クラスラインか後援会ホームページにパスワードをかけてアップする予定です。】(期間は2週間程度)


出来上がり次第、ご報告させていただきます。よろしくお願いします。


後援会

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